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生命保険の必要性は、人的資本対するヘッジにあります。
死亡保障であれ、医療保障であれ。ヘッジとは、正式にはリスクヘッジと言います。
リスク、この場合、死亡や病気によるモノ、すなわち経済的損失を、少しでも低減するための手立てになります。
例を挙げると、1億円の人的資本を持っている40歳男性の場合、この男性が、死亡した場合は人的資本がゼロになるので、これに対してヘッジをするのです。
とりわけ、専業主婦・小さな子供をかかえている場合、生命保険のニーズは、大きいです。
独身貴族ならまだしも。ですが、万一の場合、遺族年金が降りますし、妻は働くでしょう。その上、保険の貯蓄的機能ですが、保険に投資するのと同じ額を運用する方が、割がいいという話も。
運用が、元のお金をすり減らさないくらい上手であればの話ですが。
医療保険の場合であっても、健康保険の高額医療費制度が適応されます。
医療費が高くつきすぎると、戻って来て、健康保険の範囲ならば、4ヶ月目からは月額8万円強の負担で済みます。
収入によっては、カバーできないではありません。
年金保険は、老後は、年金だけでは、足りないと言われているので、必要性がありそうです。
ですが、これも、賢く運用するならば、自分で運用する方がいいと、いわれています。
生命保険会社は、人々の不安をあおって、保険の有効性をサブリミナルしようと、がんばっています。
CMの多さを見てもわかりますよね。その割には、新規契約は今一つと言われています。
だから、高くつく広告をして商品を売る、というやり方も、不況が続く昨今には、少し、しんどくなっています。
消費者も、最低限必要な保険に入られればいいのですが、なかなかそうもいきません。
保険のシステムはわかりにくい。見やすい資料をお送りしますと、CMで謳っているはいえ、保険会社のセールスレディですら、頭が混線するとか。一般の人に、わかるわけがありません。
わかりにくくして、煙に巻いて、お金をむしりとろうとしているのか?と勘繰りたくなるほどです。
いっそう、わかりやすい保険を、コストの少ないネット広告したほうが、いいのかもしれません。
中高年ですら、ネットサーフィンに使う時間は多いと言われています。
どこのホームページに飛んでも、各種広告は多いです。
広告をリンクさせてあげると、収益が出ますもの。で、広告費を保険商品の充実に向けるのです。
今や、新聞も取らず、テレビも見ずに、パソコン一台で、マスコミの機能を済ましている人も多いです。とりわけ、若い世代は。
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景気は、回復の兆しがあると言われつつも、落ち込んだままです。
経済成長など、夢のまた夢。耐久消費財が、まったく動きません。
動くとは、商売人の用語では、売れるという意味です。
究極の耐久消費財たる家。売れないんだそうです。
政府の政策で金利を下げて≒ローンの利息を下げて、買いやすいようにしていてもです。
だから、住宅メーカーは、リフォームなどで稼いでいます。
ですが、生命保険のCMは、多いです。病気があっても入られる医療保険のCMは、特に目立ちますが、あまり新規契約はありません。
掛け捨ての医療保険に加えて、貯蓄型医療保険共です。
戦後の窮乏を知る中高年が、貯蓄と冠したものに対は弱くて、貯蓄を好み消費を嫌うのを狙って、このような貯蓄型の生命保険が出ていますが、実は普通預金よりも、割が合いません。
ゆえに、貯蓄型は、出そうな気がするにもかかわらず、さっぱり、ふるいません。
将来の負担よりも、今の生活の大変さをなんとかするほうが先決。
という、姿勢が見てとれます。掛け捨ての医療保険は、保険料が安いですが、解約した場合・死亡した場合は、払い込んだ保険料が戻りません。
たいした旨みがありませんので、おすすめできません。
また、不景気ゆえ、運用の失敗が相次いでいます。
運用の一つとして、ローリスクの土地を多く購入して、運用していました。が、それを利用する人口自体が減っているので、うまく回るはずがありません。
で、保険会社の多くは倒産。外資にのっとられつつあります。
ここへ、政府の2010年度の税制大綱が、生命保険業界に、致命傷を与えています。
相続税・贈与税の優遇措置が廃止されたからです。これは、年金保険に対してもあてはまります。
相続税法24条定期金に関する権利の評価が変更され、個人年金保険の旨みであった、相続税の節税効果がゼロになってしまうのです。
個人年金保険が、相続税の節税対策に有効でなくなってしまうのです。
相続税が馬鹿ならないのは、われわれ庶民にとって、馴染みがありません。
が、あの田中角栄のお子さんたちが、目白の御殿の相続に、四苦八苦したのは、よく知られた話。私腹を肥やしている政治家ですらそうなのですから、小金持ちクラスですと、頭が痛い状態です。
だから、少しでも子供の税負担を減らしてあげようと、年金保険を活用した相続計画を立てる人も出てきました。が、番狂わせに。生命保険は、契約者への説明に追われています。
こうした、風見鶏のようにコロコロ変わる政策の失態が、企業を含む庶民の堅実な人生計画を、狂わせています。
変額終身保険・利率変動終身保険・積立利率変動終身保険など、いわゆる掛け捨て保険のメリットは、なんといっても、終身保険に比べて月々の保険料が安い点です。
加えて、保障期間を選べるゆえ、人生の計画が変われば保険もそれに合わせて、仕切り直ししやすいです。
しかし、この種の生命保険のデメリットは、契約期間満了時に満期保険金・解約返戻金が、一切戻って来ない点です。
それゆえ、昭和の頃は、損だと思う人が多かったです。が、平成に入って、景気悪化によるあらゆる金利の低下で、保険は保険、貯蓄は貯蓄、と割り切るケースが増えてきています。
そんな場合、安い保険料で掛け捨ての定期保険に入ったりします。
一方、終身保険のメリットは、死亡・重度の場合、保険金が一生降りる点。
保険料を払い込み終了後も、解約しない限りは、保険金が降りるのです。
解約した場合であっても、解約返戻金が戻ってきて、老後の資金になり得ます。
そのため、貯金の意味合いも出てきます。
そんな終身保険のデメリットは保険料が高くつく点。さらに、この保険金が降りるのは、遺族に対してで、契約者には旨みがありません。
死亡時のお金を、一生涯保障してもらう場合には、保険料はずっと返ってきません。
そういうのが、気になるならば、養老保険でしょう。
養老保険の場合ですと、損がありません。保険を払っている間に死亡しても、満期まで生きて保険金を払い続けても、同じ金額が降りてきます。
加えて、税金が安くなります。
一時所得扱いで、満期保険金から保険料累計額を差し引いた額が50万円までならば、非課税なのです。
ただ、掛け捨ての定期保険や普通の終身保険などより、高い保険料です。
なので、満期まで生きている場合ですと、貯金していたのと、変わらなくなります。
利回りが低くかったバブル崩壊直後までは、年金保険や養老保険など、貯蓄性を帯びた保険商品の利回りが、普通の預貯金などの利回りなどより、十分に大きく、保障プラス貯蓄の意味で保険に入る意義もありました。が、近年は保険料が値上がりし、年金保険の利回りは、多く見積もっても年1~2%です。
ずいぶん先、ウン十年先に使うであろうお金を、低金利のものに預けても、しょうがないでしょう。現地点でもそうですが、インフレは、今後もっとひどくなるかもしれません。
また、年金保険の中には、保険料が出ない場合もあるので、注意しないといけません。
保険料の支払いキツくなったら、解約あるいは一部解約しないといけない事態も生じるでしょう。
途中解約は、払った保険料より解約返戻金が少なく、利回りが低いです。
生命保険のメリットは、保険金受け取りの権利が一生続く点です。
保険をかけてきた被保険者が亡くなったり、高度の障害になった場合、指定した受取人に保険金が下ります。
そして、受取人の権利は、被保険者が亡くなるまであります。
契約を続ける限り必ず、契約した保険金額を受け取ることが出来ます。
例えば、30歳で契約して、60歳で解約すると、30歳の時に契約した解約払い戻し金を受け取れます。
十数年前、保険会社が倒産したりしていました。
それは、この解約返戻金の支払いや、保険金の支払いが、大きな負担(業界用語で逆ザヤ)になってしまったからです。
なぜ負担になるのかと言うと、バブル時には、現在のような景気低迷・低金利で、徴収した保険料の運用がうまくいかない事態が、予想されなかったからです。
こうした定額終身保険ではなくて、変額終身保険・利率変動終身保険・積立利率変動終身保険などは、解約返戻金や保険金額が保険会社の運用によって増減します。
景気による影響を契約者が負担してくれるので、保険料は安いです。
マイナーな存在なので、あまり知られていませんが、この違いは大きいです。
定額は運用によるリスクを保険会社が引き受け、変額は契約者が引き受けるのです。
生命保険は、契約時の料金が変わりません。
例外的に、ステップ払いという、保険期間払込の途中で保険料が上がる契約もあります。
ステップ払いと記載されています。ただ、保険の説明書は、こうした但し書きが見えにくい字で書かれているので、きわめて厄介です。
定額終身保険では、老後の資金作りができます。
60歳で払い込み終わる契約で、65歳で解約した場合。
長らく支払ってきた保険料をまだ使っていないので、保険会社はこれから要るであろう保険料を返還してくれます。
これが生命保険特有の解約返戻金となります。とりわけ、終身保険で短期払いにできた場合は、保険料を払い終わった後、おおよそ5年くらいで、解約して得られる返戻金は、それまで支払った保険料より高くなります。
それじゃ、生命保険会社が損なので、業界の回し者と思しきファイナンシャルプランナーは、終身保険は、インフレで貯めた支払い金が無駄になる。
だから、資産形成とはならない、終身保険を死亡保障にとしか有効でないと言います。
とりわけ、主婦雑誌の家計相談において、保険料負担のみをあげつらい、解約させるケースが非常に多く、注意を要します。
記事の通りすると、せっかく支払ってきた保険料を、捨てるようなもの。
不動産などの資産形成にない旨み、積立期間に、死亡保障がついている貯蓄の一種なのです。
生命保険とは、死亡や病気による損失を保障する保険です。
契約により、保険金の受取人が指定されます。
通常、生命表という統計から死亡率を割り出し、年齢が行くほど保険料は、高くなります。
また、同じ生命保険会社で、身体だけでなくて、貯蓄・老後の保障のために、財形貯蓄積立保険や個人年金保険などにも、加入が可能です。
生命保険の種類には、大きく分けて3つあります。
1つ目は、死亡保険です。保険に加入して、保険料を払っている期間の間に、被保険者が死亡した場合に限定して、保険金が支払われるものです。
2つ目は、生存保険です。被保険者が満期時に生存していれば、保険金が支払われます。
生存保険の代表的なものに、終身年金があります。
年金支払開始から1年後に生存していれば1回目の年金、2年後に生存していれば2回目の年金という感じに、複数の生存保険が合わさったものです。
3つ目は、生死混合保険です。死亡保険と生存保険を重ね合わせたもの。被保険者が死亡したときには死亡保険金、満期時に生存している場合には生存保険金が支払われます。
代表的なものは、養老保険です。特徴は、死亡保険と生存保険が、ちょうど1対1の割合になるというもの。保険料を払っている期間中に死亡してしまった場合と、満期時に生存している場合に、まったく同額の保険金が支払われます。
また、養老保険の保険期間を生命表の生存者が0になった年齢に伸ばしたものが、今流行の終身保険です。
生存者が0になった年齢?行方不明高齢者がニュースになっていますが、それらより低くて、105歳あたりが満期なのだそうです。
いま、いろんな保険商品が、かまびすしく宣伝されていますが、ほとんどは、この保険種類を組み合わせた、3つ目の生死混合保険です。
保険で気になるのは、危険選択です。
生命保険では、生命保険会社のストックを守るために、リスクのある被保険者集団を決めておく必要があります。
会社員が一番安くて、ある種の職種が高いとか、言われます。それです。
さらに、持病がある人が、入るのは困難な場合もあります。
それを逆手にとって、病気の出ない若いうちに、保険に入っておけ、とか言う話も聞きます。
しかし、今は、持病があっても、ある条件を満たせば、入られる保険も出てきました。
また、不当に保険金を得ようとする保険金詐欺が、ありますね。ですので、保険金支払時に厳密な査定を行っています。
また、解約返戻金は、保険期間中に、何らかの理由で保険契約を解約する場合に、その保険料が一部、契約者に返還されるものです。