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先物取引投資は、商品先物取引所が取り扱っている商品の銘柄を、投資家の利益が出るように売り買いします。
先物取引できる商品は、商品先物取引所によって、上場商品がかわってきます。
貴金属や工業製品に使うパラジウムなどのレアメタルばかりのところ、石油(ガソリン、灯油、軽油、原油)・アルミニウム・ゴムといった材料ばかりのところ、水産物・農産物・飼料といった食料関係など。得意分野が違います。
最近はバイオエタノールの原料にもなりえるので、砂糖市場(粗糖、精糖)は、工業原料とも連動しています。
取引は基本的に公開で、一般人でもかかわれます。
ただ、先物取引は普通の市場取引とは、まったく違います。
普通、市場での取引というと、その場で代金を支払って商品を受け取ります。
なので、先物取引と区別する意味では、実物取引と呼ばれます。
仲買人が競り落とすイメージですね。
ですが、商品先物取引所での取引は、将来の一定期日(収穫・採掘・水揚げ時)に、ある銘柄の商品を受け取る権利を売買します。
例えば、気候により変動する農作物とかの商品の値段を、前もって決めて取引するので、当然収穫時の値段とくい違ってきます。
そうなると、取引の参加者は利益が出たり損益が生たりします。
したがって、先物取引は資産運用たりえるのです。
株は、企業の成績ですが、農作物・鉄鉱石などの供給量が取引ので利益が出るポイントなのです。
また、先物取引は、投資家の利益のためだけではありません。
先物取引においては、気候などで変動する商品の値段を、前もって決めてしまうので、プライスリスク、イコール値段のアップダウンによる損害をできる限りセーブする役割もあるのです。
先物取引市場の存在自体が、農作物などの商品を必要とする人、たとえばメーカーなどが、商品の値段がどう動いてくれるか?
とやきもきする心理的負担・仕入れ値を決めねばならぬ経済的負担を、いくぶん軽減します。
当然、原料の値段が変われば、工業製品の値段も変わってきますから。
商品先物取引の歴史は、古く、1531年のベルギーで、史上初の商品取引所が開設されました。
最初の取引では、現代の先物取引市場での、現物取引に相当する先渡取引が行われていました。
遅れて日本では、1620年代あたり。大阪の米問屋である淀屋で、日本で初の先渡取引が行われました。
しかし、現代の先物取引市場で差金決済を含んだ先物取引に相当するのが世界初で行われたのは、日本になります。
1730年に、これも大阪の堂島米会所で行われたものです。
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