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まず、商品先物取引投資のデメリットは、元本が保証されていない点です。
株なんかと同様で、投資した資金の元本の保証は、まったくありません。
おまけに、株はその株の企業が倒産しない限り、株の価値がゼロにはなりませんけれども、商品先物取引では、値動きの幅が予想と違う動きをしたとしたら、投資資金がなくなるばかりか、新たに不足分の追加資金を払わなければならない場合もありえます。
これを、取引追証金の発生と言います。
取引追証金とは、本証拠金が相場の変動で、50%の損勘定になってしまった時に発生するのです。
参加した相場が、あんまり頻繁に取引追証金が発生するのならば、いったん清算して損を最小限にしなければなりません。
その分野の、値動きの予想が下手で、投資に向いていないのですから。
ですので、どうしても商品先物取引投資を続けたいならば、例えば農作物から、工業原料に鞍替えするとか。あたかもギャンブルで、損を取り返すまで粘るぞ。
と頑張る状態に陥るのは、極めて危険で、どこかでメドをつけなければなりません。
現金での株取引ですと、元手がゼロになるリスクだけが、つきまといます。
投入した資金が、帰ってこないだけです。
が、マイナスになるリスクは、全くありません。
信用取引=レバレッジをしない限りは。
が、商品先物取引においては、数十万円しか投資していないのに、数百万円の損失をかぶってしまうが出るリスクもありえるのです。
そこが、商品先物取引投資は、怖い。と言われている理由です。
そう、極めてハイリスクな取引でもあるのです。
昔から、相場で大損をした、というのを聞いたでしょう?
それは、多くはこの先物取引を指します。
株式の信用取引のように、比較的少額の証拠金で大きい額の取引ができるので、大きな利益が出ます。
値動きの幅を、見誤らなければ。ですけれど、予想外の値動きをしてくれた場合、大きな損失出る場合も多々あります。
商品先物取引投資は、レバレッジであって、多額の取引が可能で、一度に多額の金額を儲けられます。
それゆえ、現金での株取引より、損になってしまうときは、額も莫大になります。
こうした損失を出さないためには、過去の膨大なデータ分析などをした上で、取引を始めなければなりません。
レバレッジのある取引は、まさにハイリスク・ハイリターンです。
それは、株取引で鳴らした、専門の投資家ですらそうです。
一般の個人投資家が、仕事の片手間に手を出すのは、少しリスキーと言うべきでしょう。
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