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いにしえの近代からある商品先物取引が、なぜ発展していかないのでしょうか?
商品先物取引が衰退してきたのには、それには、それなりの理由があります。
株は、やっている人は多いです。
デイトレーディングであれ、証券会社を通して買うのであれ。
FX=外貨投資も、認知度は低いですが、市場は拡大の方向にあります。
インターネットでも、派手に広告が出ています。
しかし商品先物取引は、投資ビギナーは、おそらく手を出さないですよね。
それには、商品先物取引業界の黒い過去があるからです。
それは、個人にかたっぱしから、名簿順に電話営業して、言葉巧みに儲かるからと勧誘し、強引に投資を募っていた事実。
現に、商品先物取引投資で大損した、という話は、一般の人にも広まりました。
その悪いイメージが付きまとうのです。おまけに、当時電話営業をしていた人たちが、まだ業界にいます。
オンライン化していても、古い時代の人間がいる業界は、古い体質のままです。
古い体質というのは、以下の現状です。
商品先物取引投資のできる社員は、年収は銀行員並みです。
ですが、ノルマが達成できなければ、暴力をはじめとした嫌がらせが、今でもあります。
ですので、市場に流通している商品自体には、投資すればもうかる商品なのに、これを動かしている人間がダメなのです。
しかも市場の規模は、株式なんかよりもはるかに小さいので、売りたい、買いたいタイミング投資できない状況がよくあるのです。
欲しい銘柄がなかったり、タイミングの差で他の投資家に買われていたり。市場規模が小さくなるのは、投資する人が少ないからです。
商品先物取引投資は、やばいぞ。という、先入観が、余計そうさせています。
また、日本は原料を輸入して、工業製品を輸出して、経済大国として成り立っている。そう、小学校の頃から、社会科で習いました。
ですけれども、平成以来の世界的なデフレスパイラル=経済成長低迷ゆえ、輸出関連のメーカーも不振が続いているので、仕入れる原料も売る製品も減っています。
商品先物取引投資は、原料の値動きが、そのまま投資になるのに。
おまけに、少子化により人口減少ゆえ、国内でもモノが売れないのです。
モノを作っても、使う人自体が減っていますし。
輸出しようにも、中国に押されています。
政府も企業に税制上優遇していますが、焼け石に水です。
ただでなくても規模が小さい、商品先物取引市場は、余計小さくなるだけです。
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