このブログはメールマガジン「ファイナンシャルプランナー厳選 お役立ち情報館」のバックナンバーを公開しています。
メルマガの概要は、主として年収800万超のサラリーマンの皆さんにとって有意義な情報をお届けさせていただいております。
「お小遣い」「お金」「副業」の3つをキーワードに役に立つ情報を厳選してお届けします。
また、自ら実践中のネットビジネス活動の経過報告も時折紹介させて頂きます。
メルマガ発行者は宅建主任者&AFPの資格保有現役サラリーマンです。
経済成長低迷は、かれこれ20年近く続いています。
団塊世代の子らが、結婚しないので、人口減少も続いています。
そうなれば、銀行の預金も減ってきます。
マイホーム取得のため、学資のため、お金を貯めようとか、思わなくなるからです。
そういう中で、大きな会社の多くの社員が、給与から天引きで確実に預けてくれて、下ろしにくいとなると、財形投資は銀行にとって、おいしいのです。
だから、入社した時、財形に半ば強制で入れられる場合すら、あるようです。
会社も、銀行とは完全に協力関係にありますものね。
また、政府は銀行を倒産させないように、これでもか!というくらい躍起になっています。
そのため、税制を優遇したり、金利を低くして、企業が融資を受けやすくしたりしています。
銀行と多くの企業は、持ちつ持たれずなので、政府も破綻させないよう必死なのです。
その影響で、一般の人が預金しても、利息がほとんどありません。
結局割りを食うのは庶民なんですね。
利息は、バブル崩壊前と比べると、悲しいくらい少ないです。
不景気故の倒産で、気をつけておかないといけないのは、財形貯蓄と社内預金を区別して考えるという点。
財形貯蓄は銀行預金と同じリスク。
会社が倒産しても無事です。
が、後者は倒産すると無くなる恐れがあります。
混同しないようにしましょう。この財形貯蓄。
いにしえの昭和の時代、会社が社員の面倒を見る意味合いが強かったのに対して、今は、銀行の貴重な預金集めになっています。
意外と財形融資を使わない人が多いのですよ。
そういう事情をかんがみると、発展性がなさそうな気がします。
証拠に、一部上場企業でも、財形の制度がないところが増えてきました。
ただ、お金があったらあっただけ使ってしまう、自力だとなかなか貯金できない・自制が利かない人の場合は、財形貯蓄は無難そうな気がします。
財形にしたら利息が良くなるとかは、残念ながら、わずかしかありません。
普通預金や貯蓄預金とさほど変わらないのが、実情です。
得になるのは、住宅ローンが低利で借りられる、報奨金が財形は毎月数%はつきます。
今の日本全体が低金利なのだから、そう、おいしい話はないですが、元本削れる、といったリスクが容認できるなら、もっと利回りの良い運用先は、幾らでもあるでしょう。
それよりも、持ち株会の制度で、何%か会社が上乗せ負担してくれるのもあります。
会社が発展していて、株価の値上がりがあればおいしいですが、会社がこけたら損なので、不景気の今は、おすすめできません。
PR
この記事にコメントする