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2007年3月に、財形活用給付金制度が廃止されて、あまり旨みがない貯蓄になってしまった感のある、財形貯蓄ですが、詳しく調べて考えてみると、意外にも、いい点がありました。
一部の預金を、定期預金代わりとして、利用してみるのも、一考です。
一般財形貯蓄の特徴は、財形住宅貯蓄・財形年金貯蓄積立とは違って、目的があれこれ問われない・加入年齢に制限がない・引き出し・解約が自由にできる・給与天引きなので先に貯められる、というのがメリットの貯蓄システムです。
融通が利くので、財形年金貯蓄や財形住宅貯蓄のような税制上の優遇措置がありませんけれども、なんと言っても天引きで先貯めできるのがいいですね。
天引きだと、残ったお金でやりくりしようとします。
一般財形貯蓄のその他の特徴は、積立期間が3年以上(3年以上定期的に積み立て、1年以上引き出せない)、20%の分離課税がつく、財形年金・財形住宅と併用できる、転職先でも積立が継続できるなどがあります。
1年間は引き出せませんので、仮に月に5000円しか貯めていなくても、1年で6万円にもなるのですよ。
大きいですね。あと、財形貯蓄は、少し高めの金利です。低金利時代にあって、低リスクで金利がいいのは、ありがたいのではないでしょうか。
お金が増えるというわけではないですが、財形持家融資と財形教育融資を、受けられます。
財形貯蓄残高によって融資額は違ってきて、こっちのほうは、低金利で融資を受けられます。
現在の状況では、持ち家融資が、1.43%(5年固定金利)教育融資1.98%(固定金利)です。
マイホーム購入の際、ローンを固定金利にしようか変動金利にしようか、迷っている場合。いい話だと、思いませんか?結婚までに、財形貯蓄をしていた場合の話ですが。
財形貯蓄以外の低リスク系ならば、貯蓄型の個人年金保険もいいです。
税金対策になって、年間10万円以上で5万円の控除になります。
生命保険の場合ですと、10年満期受取にしておくと、同じく年間10万円以上の掛け金の支払いで5万円控除です。
保険が面倒だという場合は、積み立てをするしかないですね。
それも、毎月の給料日の翌日に、貯蓄用の口座へ、自動引き落としにしておくのです。
これですと、細かい手続き無しで、確実に、お金が貯まります。
貯蓄にそこまでエネルギーを使いたくない、ずぼらな人には、お勧めの方法です。
貯蓄奨励策として、財形給付金が出る場合も、一部にはあります。
ただ、財形制度がある企業で、必ずしも財形給付金があるとは限りません。
勤めている企業の就業規則や労働協約で、再確認する必要があります。
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