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メルマガ発行者は宅建主任者&AFPの資格保有現役サラリーマンです。
景気は、回復の兆しがあると言われつつも、落ち込んだままです。
経済成長など、夢のまた夢。耐久消費財が、まったく動きません。
動くとは、商売人の用語では、売れるという意味です。
究極の耐久消費財たる家。売れないんだそうです。
政府の政策で金利を下げて≒ローンの利息を下げて、買いやすいようにしていてもです。
だから、住宅メーカーは、リフォームなどで稼いでいます。
ですが、生命保険のCMは、多いです。病気があっても入られる医療保険のCMは、特に目立ちますが、あまり新規契約はありません。
掛け捨ての医療保険に加えて、貯蓄型医療保険共です。
戦後の窮乏を知る中高年が、貯蓄と冠したものに対は弱くて、貯蓄を好み消費を嫌うのを狙って、このような貯蓄型の生命保険が出ていますが、実は普通預金よりも、割が合いません。
ゆえに、貯蓄型は、出そうな気がするにもかかわらず、さっぱり、ふるいません。
将来の負担よりも、今の生活の大変さをなんとかするほうが先決。
という、姿勢が見てとれます。掛け捨ての医療保険は、保険料が安いですが、解約した場合・死亡した場合は、払い込んだ保険料が戻りません。
たいした旨みがありませんので、おすすめできません。
また、不景気ゆえ、運用の失敗が相次いでいます。
運用の一つとして、ローリスクの土地を多く購入して、運用していました。が、それを利用する人口自体が減っているので、うまく回るはずがありません。
で、保険会社の多くは倒産。外資にのっとられつつあります。
ここへ、政府の2010年度の税制大綱が、生命保険業界に、致命傷を与えています。
相続税・贈与税の優遇措置が廃止されたからです。これは、年金保険に対してもあてはまります。
相続税法24条定期金に関する権利の評価が変更され、個人年金保険の旨みであった、相続税の節税効果がゼロになってしまうのです。
個人年金保険が、相続税の節税対策に有効でなくなってしまうのです。
相続税が馬鹿ならないのは、われわれ庶民にとって、馴染みがありません。
が、あの田中角栄のお子さんたちが、目白の御殿の相続に、四苦八苦したのは、よく知られた話。私腹を肥やしている政治家ですらそうなのですから、小金持ちクラスですと、頭が痛い状態です。
だから、少しでも子供の税負担を減らしてあげようと、年金保険を活用した相続計画を立てる人も出てきました。が、番狂わせに。生命保険は、契約者への説明に追われています。
こうした、風見鶏のようにコロコロ変わる政策の失態が、企業を含む庶民の堅実な人生計画を、狂わせています。
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